管理番号 | 新品 :03192360 | 発売日 | 2024/04/28 | 定価 | 150,000円 | 型番 | 03192360 | ||
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ウイスキー界の伝説の男、イタリアのシルヴァノ・サマローリ氏、彼が他界してからも数々の功績を残したその軌跡は、今も色褪せることなくウイスキー愛好家の胸に深く刻まれています。サマローリ氏は約50年に及ぶキャリアを持つスコットランド以外のインディペンデントボトラーの草分け的存在であり、その樽選びの品質の高さから世界中でウイスキー産業に携わる人々にとっては伝説の存在です。彼は数年前にブランドとしての「サマローリ」を他社に譲り、一線からは退いたのですが、やはりウイスキーに対する情熱は捨てきれず「MASAM」社を設立して、衝撃的な復活を果たしました。そんな矢先の2017年に残念ながら亡くなってしまい、マサム社も一旦は休業となりましたが、サマローリ氏の奥様がその遺志を受け継ぎ、同氏が生前に買い付け、スコットランドで熟成されていた樽、まさにプライベートストックからのリリースとして「ノーエイジ」をリリースしてきました。残念ながら奥様がご高齢という事もあり、マサム社の事業は終了となりました。今回はそのマサム社が在庫として保有していた、「ノーエイジ」シリーズの2種類(ブレンデッドモルト、ブレンデットウイスキー)を買い付け、日本の皆様に最後のご紹介が出来ることとなりました。今でも彼の情熱はこのウイスキーの中で生き続けています!
テイスティングしましたが、今となっては幻の銘酒シングルモルトがブレンドされていることも驚きですが、サマローリ氏のブレンディングによるヤングモルトとオールドモルトのマッチングが見事です。ブレンデッドモルトは優しく綺麗で複雑なボディ、ライトなスモークとスパイス&タンニンが上品で、ノンストレスで優雅にゆっくり嗜めます。ブレンデッドウイスキーは、グレーンウイスキーによって重厚感と甘さがキャッチーで、奥にあるドライなスモーキー&ヨードがアクセントになり、より複雑なブレンデッドウイスキーに仕上がっています。
※使用モルト(以下に加えてグレーンが約20%入っています)
1957 MORTLACH - 1959 SPRINGBANK - 1962 SPRINGBANK - 1964 BRUICHLADDICH Sherry - 1965 SPRINGBANK - 1967 TOMINTOUL - 1967 LAPHROAIG Sherry - 1968 THE GLENLIVET Sherry - 1970 LAPHROAIG - 1971 THE GLENLIVET Sherry - 1971 GLEN GARIOCH Sherry - 1973 LONGROW - 1974 LONGROW Sherry - 1974 ARDBEG - 1975 GLEN GARIOCH - 1976 ARDBEG - 1977 ARDMORE - 1977 CAOL ILA - 1978 TALISKER Sherry - 1979 SPRINGBANK Sherry - 1979 GLEN GRANT Sherry - 1980 HIGHLAND PARK - 1980 TALISKER - 1981 PORT ELLEN - 1984 MORTLACH - 1984 HIGHLAND PARK - 1984 MILTONDUFF - 1985 SPRINGBANK Sherry - 1985 GLEN GRANT - 1987 LONGROW - 1987 TALISKER - 1988 LAGAVULIN - 1989 LINKWOOD Sherry - 1990 GLENBURGIE - 1990 HIGHLAND PARK - 1997 CRAGGANMORE - 2001 DAILUAINE - 2004 GLENBURGIE
---テイスティングコメント---
色はやや濃いペールカラー、香りは重厚でリッチでオークとバニラ、バナナ、洋梨&シナモン、磯とこもったスモーク、ボディはソフトで甘くバナナや梨、徐々にドライで奥にライトなスモークと潮、ヨード、苦味あるハーブ、フィニシュはホットなクローブがソフトに長く続く。
【MASAM / マサム社】
ウイスキー界の伝説の男、イタリアのシルヴァノ・サマローリ氏が他界して3年、数々の功績を残した彼の軌跡は今も色褪せることなくウイスキー愛好家の胸に深く刻まれています。サマローリ氏は約50年に及ぶキャリアを持つスコットランド以外のインディペンデントボトラーの草分け的存在であり、その樽選びの品質の高さから世界中でウイスキー産業に携わる人々にとっては伝説の存在です。彼は数年前にブランドとしての「サマローリ」を他社に譲り、一線からは退いたのですが、やはりウイスキーに対する情熱は捨てきれず新会社「MASAM」を設立して、衝撃的な復活を果たしました。そんな矢先の2017年に残念ながら亡くなってしまい、マサム社も休業となっていました。そしてサマローリ氏の奥様がその遺志を受け継ぎ、高品質のウイスキーを定期的にリリースしています。