管理番号 | 新品 :07788311 | 発売日 | 2024/04/19 | 定価 | 36,500円 | 型番 | 07788311 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
【製品について】 イギリス Wharfedale社のExtension Speaker Type 32。同社の数少ないExtension Speakerの1つ。搭載のユニットは、Goodmans社のOEMによる、アルニコ・マグネットのロクハン・フルレンジ。 1960年代の製品。Pairでの出品です。 キャビネットは、すっきりとしたデザインの小型軽量タイプ。前面の金属製のグリルがお洒落なアクセントになっています。背面は、小穴が数多く空けられた折り曲げタイプのボードで、後面半開放のキャビネットとして機能しています。 ユニットは、16.5cmのフルレンジ。Goodmans社のOEMによるもので、画像8に掲載したように、デカールこそありませんが、同社のアルニコ・ロクハン・フルレンジがそのまま使われています。(GoodmansのOEMユニットを使用する場合、多くのメーカーはGoodmansのデカール等をそのまま残すことが多いのですが、Wharfedaleは、GECと同じように、Goodmansの社名は伏せて使用していたようです。)音質的には、中域の充実した、素晴らしいイングランド・トーンです。シンプルな小型軽量キャビネットで、これだけの音楽を聴かせてくれるのは、やはりGoodmansのユニット力に負うところが大きいと思います。現代のスピーカーに較べれば、周波数レンジもダイナミックレンジも狭いでしょう。しかし聴こえてくる音楽はとても魅力的。聴く側に強く訴えてくるものがあります。音色、音質の良さというしかないのでしょうが、High FidelityではなくGood Reproductionを何よりも大切にした音作りがよく反映されています。およその大きさは、横幅26cm、高さ19.25cm、奥行き8.5cm(端子部を含まず)になります。落ち着いた環境で静かに音楽に浸るには適したシステムだと思います。特に、夜間など、小音量で音楽を聴かれることが多いという方には、お薦めできると思います。なお、許容入力はさほど大きくはないと思いますので、過大入力にはお気をつけください。【商品の状態について】<エンクロージャー等について>〇 仕様に伴う小さな傷は幾つか見られますが、特にこれといったダメージもなく、半世紀以上の経年を考えると、状態はかなり良好だと思います。〇 スピーカー・ケーブルが直出しで、長さも短かったため、使い勝手を考えて、バナナ・プラグも使える新しいタイプのターミナルを、当方で取り付けてあります。〇 前面に取り付けられたゴールド・カラーの金属メッシュのグリル、ボリューム・コントロールのツマミ、ともにオリジナルのままです。〇 ボリューム・コントロールが付いていますが、回路的にはパスして、接続し直してあります。<ユニットについて>〇 さすがに半世紀以上の製品。古めかしさは拭えませんが、画像にもありますように、コーン紙やエッジ、センター・キャップ等に特にこれといった傷みもなく、まずまずの状態だと思います。〇 ガスケットが紙製でかなり硬化していましたので、金属製グリルの不要な振動をキャンセルするため、画像9にありますように、フェルト・テープをガスケットに貼ってあります。〇 DCRは揃っており(公称インピーダンスは10~15Ω。8Ω、16Ωいずれの扱いでもよいでしょう。)、音圧差も通常の使用で問題のない範囲に収まっています。【その他】 発送はヤマト宅急便、1ヶ口。送料着払いでお願いします。輸送中の何らかのトラブルで、製品としての機能に問題があったり、状態が説明と著しく異なったりした場合、2週間以内に、その旨ご連絡いただければ、返品は受け付けます。 なお、同時に、趣味の音響製品を何点か出品しておりますので、よろしかったら、そちらもご覧ください。